仲のうえんです。
画像でかっ!
~岩手に入って二日目の土曜日。~
さてわれわれ変人代表4人衆は、夜8時ごろに平泉につきました。
ここの平泉の農家さんは、かつて大蔵の田んぼをはぐくむ会の発起人となり、さらに町田市ののびのび教育賞を受賞された菅原さん。菅原さんは小学校の教員を長く務めた際に、地元の町田市にある不耕起栽培で米作りをしている農家さんのところに小学生の田植えを依頼し、授業の一環として田植え、稲刈りをやらせることに成功した。
さらにすごいのは、実家である岩手の父のやっている慣行栽培をやめさせて不耕起栽培をやるように説得したこと。
何十年も続いていた米作りをやめさせるのは容易ではなかっただろう。
しかし、ただ「農薬を使った生物のいない農業はやめろ」と言うだけではなくて、毎週末に岩手に帰って不耕起栽培のお手伝いをしてお父さんと一緒に米作りをしたところが菅原さんのすばらしいところ。
到着するやいなや、歓待を受ける。
80歳になる菅原さんのお父さんと、菅原さんの二人。
女性がいないけど、それでももてなしの心はありふれていた。
おいしい馬刺しやら刺身やら少し独特な味のホヤをいただいた。
「お酒を飲んでいいですよ」と勧められるも、われわれは当然ながら米を選ぶ。
不耕起のお米、うまいねー、おかわり!!!
最高のおもてなしはまだ続く。
今回寝ることになった布団は、菅原家に長く使われていた布団の中にあった和綿を使った布団。
和綿を取り出して新しい布団を作って・・・としていたら、
100万かかったって!
卸したてほやほやにすっぽり包まれ、瞬間的に睡眠。
さ、旅行最終日の朝が始まった!
田んぼにいこー!お手伝いしまっせ!!
これが菅原さんの不耕起田んぼ。
自然と会話をして、今年は苗がしっかり育つのを待ってから田植えをしたようだ。
機械とか人間の都合に合わせた田植えをしていない。
これはタニシ。
タニシだけではなく多くの生き物が、農薬を使っているほかの圃場から不耕起の圃場に、どんどん来る。これが不耕起の特徴的なことだろう。
どうやら不耕起栽培用の田植え機は作業効率的に完全なものではないらしく、割と補植をする必要がある。
そのお手伝いをやったら、家の裏にある非常にきれいな川へ!!
ししがみさまがでてきそう!!
魚とったりして遊んで、大満喫。
菅原さん、お父さん、お世話になりました。
元気に農業やってくださいね!!
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- 2010/06/11(金) 01:19:48|
- 先駆村
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